9mm Parabellum Bullet @渋谷La.mama (2023 9/9)

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常連曲の”黒い森の旅人”や”Discommunication”、”The Revolutionary”、”cold edge”、”Black Market Bules”等々は無くともかなりの満足度のステージだった。
原点とも言えるLa.mamaでのB面中心のセットとは言え、前述の滝のプレイや菅原の成長、サポートミュージシャンの帯同なども合わせてノスタルジーや地味な感じの一切無い新鮮さがあった。

演奏のダイナミズムや暴力性も衰えるどころか研ぎ澄まされている。菅原の歌唱も素晴らしかったし、何よりもかみじょうのリズムの磐石さが一番のポイントだった。
しかしコロナ前からの中村のシャウト/スクリームの伸びの衰えは、この日も感じた。ここは誰もが感じる所だろう(それでも激しいアクションは健在なのだが)。まぁ、今後も彼は声を振り絞るだろうし、恐らく滝もまたシャウトのパートを書き続けると思う。
何にせよ9mmが9mmでいられる時もそろそろ終わりがチラついてると言えなくもない。
血気盛んな若者、タフガイ、ミックジャガーでい続けるか別の道を選択するのか。
かつて菅原は「バンドを続けること」を2016年の地上波出演時に目標として語った。以降の7年間は特に厳しい挑戦の季節だったと言えるかもしれない。

引き続き彼等の歩みを見守り続けたいと思う。

【セットリスト】
1.Mr.Brainbuster
2.EQ
3.カルマの花環
4.Burning Blood
5.bone to love you
6.オマツリサワギニ
7.Screaming For The Future
8.R.I.N.O
9.ラストラウンド
10.farther
11.午後の鳥籠
12.snow plants
13.ロードムービー
14.Calm Down
15.Heat-Island
16.エレベーターに乗って
17.どうにもとまらない
18.Wildpitch

En1.Brand New Day
En2.marvelous
En3.Talking Machine
En4.One More Time

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